CD、カセットテープ、またはデジタル配信の音楽作品において、注意を促す警告ステッカー「Parental Advisory / Explicit Content(親または保護者への勧告 - 露骨な表現を含むコンテンツ)」が、作品のカバーアートに貼られている、または曲名の隣に表示されているのを目にしたことがある人は多いと思います。
このヘルプセンター記事では、不適切な表現・露骨な表現を用いたコンテンツに関してご説明いたします。そして、Explicitコンテンツ(露骨な表現を含むコンテンツ)が歌詞やカバーアートなどに含まれる作品のリリースの場合、各デジタルミュージックストアの配信にどのような影響があるのか、どのような不具合が発生しうるのかなどについてご説明いたします。
どういった場合に、曲/リリースをExplicit(露骨な表現を含む)と表示する必要がありますか?
各デジタルミュージックストアには、曲/リリースの中にExplicit(露骨な表現)が含まれているかどうかを判断する各社の基準があります。歌詞またはカバーアートの中に、下記の要素がひとつ(または複数)含まれている場合、その音楽作品をリリースする際は、Explicit(露骨な表現)を含むものとして事前申告する必要があります:
- 暴力的な単語・放送禁止用語
- わいせつ、ポルノ、虐待、違法薬物等に関連する表現
- 差別的な言葉・差別用語
自分の曲をExplicit(露骨な表現を含む)と申告すると、ストアでのストリーミング配信やダウンロード配信に影響しますか?
曲をExplicit(露骨な表現を含む)とタグ付けすることによって影響が出るのは、ベラルーシ、ブルキナファソ、インド、ネパール、ウズベキスタンのApple MusicとiTunesストアのみです。これらの国のApple MusicとiTunesにおいては、あなたの曲/リリースが配信されません。
上記以外のすべての国では、Apple Music、iTunesストアなど、すべてのデジタルミュージックサービスであなたの曲/リリースは配信されます。その代わりにリスナーたちがわかるように、Explicitコンテンツ(露骨な表現を含むコンテンツ)タグが表示された形での配信になります。
注意事項:正しくタグ付けをしないと、曲/リリースの配信に遅延が生じる場合がありますのでご注意ください。